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アメリカで行われているSIBO治療法を実践し、ブログにしてみました。 ホームページ http://www.geocities.jp/sibowebsite/index.htm
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最近、ずっと食後に発生するガスが少なかったが、今日は久しぶりに食後、4時間にわたって発生するガスに悩まされた。
それでも抗生物質を試す前に比べるとかなりましなのだが、食後3時間~4時間にかけてガスが多く発生するのは久しぶりだった。


食後4時間後に発生するガスは食後1時間ぐらいで発生するガスに比べ、小腸の奥の方で発生する(見た目にもへそ当たりの下腹部が膨らみ、回腸内にガスがたまっている感じがする)。
胃までガスが上がってくれば、食道を通じてガスを排出できるが、奥の方でガスが生じると胃までガスが上がって来にくく、かつ腸内に滞留しやすいのでガスの張りによる腹痛も生じやすい。またこのタイミングで食道を通してガスを排出させると、すでに胃が空っぽになって収縮しているためか、胃液が食道下部に当たるようで、胃酸の味がし、逆流性食道炎らしき痛みが生じる。
ガスターを飲んで胃酸を抑え、下腹部をとんとんたたいたり、わざと自転車に乗って振動を与えたりして、ガスが胃まで上がってくるのを促したが、しんどかった。

食後4時間もたってガスが発生する原因としては、
1.いつもよりガスを発生させるバクテリアが多い。
2.いつもより腸の蠕動(ぜんどう)運動が弱く、食べ物が小腸内にとどまる時間が長い。(食べ物の通過時間が長いことは、小腸内のバクテリアが増える原因にもなる)
3.いつもは食べ物が小腸の奥の方に至る前に大体の消化が終わるが、今回は小腸の奥の方まで未消化の食べ物が届いている。
などが考えられる。

さらに3.の原因として
(1)食べすぎ、
(2)消化に時間のかかる食べ物を食べた、
(3)膵臓などから分泌される消化酵素が不足し、消化不良になっている
などが考えられる。


実はガスが発生する前の食事をとった時点で、「この食べ方はまずいなぁ~」と思うところがあった。

(ア)起きてから数時間後にカフェでホットドッグとコーヒーを飲み、(イ)その約3時間後、お腹がすいてきて「ご飯食べたいなぁ」と思いながら、ご飯を食べることができず、しょうがなく、再びカフェでコーヒーと甘すぎるスコーン半分を食べた。(ウ)で、その1時間半後、ようやく定食屋で豚しゃぶ定食。

これを分析するとこんな感じになるらしい。
(ア)コーヒーに含まれるカフェインは副腎を刺激し、血糖値を上げるホルモンを分泌させる。さらにホットドッグに含まれる炭水化物もすばやく分解・吸収されるので血糖値は急激に上昇する。→脳がようやく目覚めシャキッとしてくる→その後、血糖値の急激な上昇を下げるため膵臓からインシュリンが分泌される。→食後2,3時間でホットドッグに含まれる炭水化物はブドウ糖に分解・吸収され、体内で消費される。→お腹がすいてくる→(イ)スコーンに含まれる糖質は急激に血糖値を上昇させ、さらにコーヒーが副腎を刺激し、これに拍車をかける。→血糖値が急激に上昇すると、網膜や腎臓を傷つけるため、再び血糖値を下げるため、膵臓からインシュリンが分泌される。急激な血糖値の上昇の繰り返しが、急激なインシュリンの分泌を引き起こし、膵臓が疲弊する。コーヒーに含まれるカフェインが胃酸の分泌を促し、さらにインシュリンの分泌も胃酸の分泌を促す。→豚しゃぶ定食を食べる前の時点で、胃も膵臓もくたくたに。→リパーゼなどの消化酵素が十分に分泌されなくなる。→そこに豚しゃぶ定食!

こんな食事してると良くなるものもよくならないわけだ・・・。


参照:反応性低血糖症
~砂糖やカフェイン等をを必要以上に摂取していると膵臓がコントロールを失い、急激なインシュリン分泌を起こし、集中力低下・疲労感・動悸・震えなどの症状を引き起こすという話です。心当たりのある人は要チェックです。
ttp://www.mariyaclinic.jp/index.html
ttp://www.mariyaclinic.jp/c_lbs/c_r2lbsq/c_r2lbsq.html

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» リファキシミン
私もガス型で、リファキシミンを個人輸入より購入し、1クール服用しました。が完治には至っておりません。その他にも抗生物質は、クラビット、シプロキサン、フラジール(トロコモナス膣炎の薬も、医者に無理言って処方してもらいました。私は男性。IBS歴7年経過39歳)ガス症状がひどかった時、一番効いたのは、抗生物質の中でもクラリスでした。クラビットはきつすぎて、腸がギュウギュウきしんだため、服用を中止しました。胃腸関係の保健薬はほとんど試した気がします。OTC系も。胃カメラ、大腸ファイバー、胃CT、胃X-P全部検査しましたが、(異常無)医療の限界を体感しました。今、症状はわずかに変遷し、空腹時にギスギス胃部が音をたて、ガスが溜まり始めます。食後は、胃(みぞおち)辺りが、パンパンに膨れ、ゲップとガスが続きます。食欲が全く無いので、朝と昼はほとんど食べていません。夜は前記の症状で、なんとか朝までには、落ち着きます。が、社会生活を送るのが困難かつ苦痛です。一時期、乳酸菌製剤や酪酸菌製剤を大量に服用していた為、小腸細菌が異常増殖し、抗生物質で緩和したものの、完治していない現状です。私の場合は、あきらかに胃に原因があると推察しています。24時間胃の膨満感があり、(食後は更に顕著)、タバコを1本吸っただけで胃が膨らみます。(呑気症ではない)今まで、医療費にいくら費やしたことか。メンタル系の要因は皆無と自覚。しかし、内臓の病変は見当たらないとの医者の所見。こんなに体がおかしいのに!まったく。.
kousei 2007/08/02(Thu)21:40:48 編集
» Re:リファキシミン
そうですか。私も30才そこそこですが、年々症状が悪化していると感じており、とても他人事とは思えません。というか程度がkouseiさんより多少軽い程度で、症状はほぼ共通しているように思います。
随分、たくさんの抗生物質を試されたんですね。クラリスというのは初めて聞きました。私も近い将来に抗生物質による治療を繰り返す必要がありそうなので、クラリスも候補の一つとして頭に入れておきます。

ところでコメントいただいた中で、何点か気になったところがありましたので言及させていただきます。(もしかすると、お役に立つかもしれません。)

まず、最近調べたところによりますと、国内で販売されている乳酸菌製剤やプロバイオティクスヨーグルトに含まれる乳酸菌は発酵時にガスを発生させないタイプ(炭酸ガスを発生させないヘテロ乳酸発酵及びホモ乳酸発酵)のようです。よく、乳酸菌製剤をとるとガスの症状が悪化するという素人の記述を目にするのですが、多分そのようなことはないと思われ、むしろ乳酸菌やビフィズス菌は積極的に取った方が良いのではないかと思います(近いうちに、直接メーカーに確認したいと思っていますので、わかればまたHPかブログに記載させていただきます)。
また抗生物質を服用する際はビオフェルミンRやラックビーRなどの抗生物質に負けない生菌製剤を服用することで、真菌類(カビ、酵母菌)や下痢を引き起こす細菌の繁殖を妨げることができると考えられています。乳酸菌・ビフィズス菌の発酵形態については末尾のサイトをご覧下さい。

次に、胃腸の運動に異常がなければ、食べたものは通常、5時間程度で大腸に送られるようです。大腸内で発生したガスはゲップではなく、おならとして排出されると考えられるため、もし食後5時間以上たってゲップがたくさん出る場合、それは胃酸を膵液が中和する際に発生するガスである可能性があります。そして胃酸を中和する際に発生するガスについては、H2ブロッカーやPPIである程度抑制できるのではないかと思います。また食後何時間もしてからげっぷが出る場合、私の経験上、これらの制酸剤を使用しないと、逆流性食道炎のリスクが高まるのではないかと思います。(kouseiさんは逆流性食道炎の症状はありませんか?)
なお、機能性胃腸症により胃腸の運動が悪く、5時間以上経っても小腸内に食べたものが残存している可能性もあります。またピロリ菌感染者はゲップをよく出すようですので、まだ検査されていないのではれば、ピロリ菌検査をされるのもいいかもしれません。もう検査済みかとは思いますが・・・。

最後に24時間、胃に膨満感があると書かれていますが、へそより上の上腹部が張る場合には胃にガスがたまっている場合と大腸の横行結腸の部分にガスがたまっている場合とが考えられます。私の経験ではいずれも非常に似た痛みを生じ、感覚的にはその区別がかなり難しいように思います。(ただし後者ではおならが出やすいです。)
私は、上腹部に張りがあるときに2回、腹部単純レントゲンを撮ったのですが、そのうち一回は回腸(小腸下部、へその下・骨盤の高さぐらい)と大腸(上行結腸・横行結腸・下行結腸のすべて)にガスがたまっており、もう一回は胃にガスがたまっていました。
立った状態で単純レントゲンを一枚撮れば、ガスがどこにあるかは容易に確認できますので、膨満があるときに撮ってみられるといいかもしれません。

以上、長文になりましたが、私の経験を踏まえてコメントさせていただきました。何かのヒントになればよいのですが・・・。
また何か、お気づきの点などございましたら、コメントでもメール(sibowebsite@yahoo.co.jp)でもいただければと思います。
このサイトを通して少しでも情報交換して前進できればいいなと考えております。
どうも貴重な情報をありがとうございました。

参照乳酸菌の種類・乳酸発酵のタイプなど
http://www.nyusankin.or.jp/lactic/lactic3.html
乳酸発酵のメカニズム
http://www.nyusankin.or.jp/scientific/moriji_4.html
2007/08/03 03:56
» ReRe:リファキシミン
抗生物質は医師の勧めではなく、管理人さんと同様のHPをみて、半ば強引に処方してもらったものです。抗生物質は偽膜性大腸炎症の副作用があるので、医師の投与も慎重な為、医療機関を何件かハシゴして入手致しました。(抗生物質の長期服用は気をつけて下さい)私は破滅的に服用していましたが・・・。クローン病の薬のペンタサや、プレドニゾロン(副作用要注意)という炎症薬なんかも短期間ですが試したことがあります。
以前のガスが腸の中で膨れ、断続的に出続ける症状には確かに、抗生物質が奏効致しました。完治には至っておりませんが。現在は食後のみです。
その他、あくまでも私の個人的な経験からですが、上記の症状時、ビオフェルミンRとラックビーは、あきらかに症状を悪化させました。おそらくこの病気、症状は現代の医学とは乖離している部分に存在しているのか、私の体が特異体質なのか。説明のつかないことばかりですが、一番正直なのはやはり私の胃腸なのではないかと思います。
それからピロリ菌の検査も異常ありませんでした。逆流性食道炎の疑いもないようです。
話は随分戻りますが、私はもともと下痢型でした。胃でギュルギュルと音がし、排便が終わる(粘膜のような綿状のものがでる)まで1時間くらい独特の耐え難い痛みが毎日のように続いていました。
が、薬剤師会の雑誌で「IBSの中のある種の症例には気管支喘息に類似したアレルギーや大腸粘膜の微細な炎症が関与しているという仮説があり、実際に抗アレルギー薬、抗炎症薬が奏効する症例がある」という一文を読み、アレルギー剤のアレジオンを処方(服用1日)で、下痢型の症状が完治致しました。がその日を境にトレードオフで、ガス型の症状に変遷し、現在に至っております。
余談ですが、風邪をひき、抗生物質のオゼックスとビオフェルミンRを服用していた時、比較的症状が緩和した瞬間がありました。オゼックスがなくなり、ビオフェルミンRだけのむと、また元のガスが溜まる状態に戻ってしまいました。またオゼックスを服用しても、余り症状は改善されませんでした。2チャンネルの書き込みでも、風邪をひいた時に出た抗生物質でガスが少なくなったという書き込みを何度か目にしたことがあります。それから、H2ブロッカーでも。私もガスターしばらく飲んでいた時期がありました。が色々併用したり、短期間で薬を変えたりで、何が効いて何が効いていないのか、判断に迷うことが多々あります。一応、メモ程度に自分のPCに私的薬剤服用歴暗闘日記を残してはいるのですが・・・。また色々と教えて下さい。
kousei 2007/08/03(Fri)22:32:19 編集
» 返事が遅くなってしまいました m(_ _)m
そうですか。
ビオフェルミンやラックビーの服用を中止した後で症状が緩和されるのであれば、やはりこれらの生菌製剤が何らかの悪影響を与えているのかもしれませんね。おっしゃるように、ご自身の体の反応を第一に考えられるのが良さそうな気がします(この病気は他人はあてになりませんし・・・)。

一般的には乳酸菌やビフィズス菌は1型ヘルパーT細胞(Th1)を活性化させ、アレルギーの原因となるIge抗体を産出する2型ヘルパーT細胞(Th2)を抑制し、アレルギーの予防につながると考えられていますが、それだけに、これらの生菌を取れないのはSIBO対策だけでなく、アレルギー対策と言う意味でも苦しいものがありますね。
実は私もアレルギー持ちで、特に花粉症の時期に症状が悪化するように感じています。お互いに免疫機能を良い状態で保ち、アレルギーを起こしにくい状態にする工夫が必要かもしれませんね。そのうちアレルギー対策法について調べて、ブログに書いておきます。

後、前のコメントで一点、訂正しなければいけないところがあります。
先日、ビオフェルミン製薬さんに問い合わせたのですが、ビオフェルミンSに含まれる生菌のうち、ビフィズス菌とラクトバチルス・アシドフィルス(乳酸菌の一種)は腸内でガスを発生させないが、ストレプトコッカス・フェーカリス(乳酸菌の一種)はたんぱく質を多量に摂取した場合にガスを発生させる場合があると考えられているそうです(処方薬のビオフェルミン及びビオフェルミンRにはストレプトコッカス・フェーカリスが使用されています)。
ですので、もう飲まれることはないと思いますが、乳酸菌などを摂取される際はやはり、メーカに確認するのが無難そうです。

P.S.
私はホームページを作った後にも「牧瀬洋一の・・・」のサイトを知りました(2chの書き込みで・・・)。RIFAXIMINの治験の論文(英文)は一応、ざっと目を通しています。
levofloxacin=クラビット ,ciprofloxacin=シプロキサン,metronidazole=フラジールというのはリサーチ済みでしたが、ホームページの抗生物質リストに書くのを忘れていました。これもそのうち加筆しておきます。ありがとうございました。
2007/08/12 16:11
» 無題
翻訳されたのでしょうか?私は以下のサイト「牧瀬洋一の内科開業医のお勉強日記」の2006.10.17「過敏性腸症候群への抗菌薬治療」でリファキシミンを知りました。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/blog/makise/

ご存知だと思いますが
levofloxacin=クラビット
ciprofloxacin=シプロキサン
metronidazole=フラジール(トリコモナス膣炎の薬)
kousei 2007/08/03(Fri)23:29:23 編集
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